一言:MGS2トロコンの悪夢とはなんだったのか
METAL GEAR SOLID2の続編であるメタギアシリーズ5作目。
HD版ではMETAL GEARとMETAL GEAR2 SOLID SNAKEも遊べるようになっています(当サイト攻略ページへリンク)
なお、PS2であった猿蛇合戦は削られています。権利的な問題ですかね。
MGS2同様、相変わらず例のゲーム開始前の長いロゴも健在。
リセットするたびこれなんで実にかったるい。
ちなみにソフトリセットはL1、R1、L2、R2、スタート、セレクト同時押しでいけると思います。
今回の主人公はBIGBOSS。通称「ネイキッド・スネーク」
」です。
リキッド、ソリダス、そしてソリッド達は彼のクローンとして生まれています。
そういう意味では始まりの物語と言えるかもしれません。
ネイキッド・スネークは人気だったのか、後にピースウォーカやMGS5でも主役を張っています。
まぁソリッドがMGS4であんな感じじゃ仕方ないですね。
今作のテイストはかなりアダルティなものとなっています。
ハードボイルド、セクシーシーンあり、バイオレンスあり、拷問シーンありなどCERO:Dも納得の内容です。
MGSやMGS2は近未来スパイな感じでした。
ところがMGS3は時代背景もあってか、一昔前のスパイ映画を彷彿とさせる作品となっています。
舞台の大半はジャングルです(もちろん建造物への潜入、工作も有り)
食料を現地調達しながら単身で任務をこなさなければなりません。
おまけに大怪我しても自分で治療とかなりハードな潜入がスネークを待ち受けています。
以下あらすじ
冷戦中、アメリカのゼロ少佐の率いる特殊部隊「FOX」は部隊の正式採用のために貞淑な任務(ヴァーチャス・ミッション)を請け負った。
初任務はソビエト連邦の科学者「ソコロフ」亡命の手助けをするというもの。
「FOX」のエージェント、スネーク(ジョン)はHALO降下で上空から単身潜入。
ジャングルでのミッションを達成し、一時期はソコロフを助けるが、最愛の師匠であるザ・ボスがソ連に亡命。
スネークは大怪我を負ったうえにソコロフをコブラ部隊に連れ去られてしまう。
ヴァーチャスミッションは失敗に終わった。
そしてザ・ボスの持ち込んだデイビークロケット(核兵器)がソ連内で発射された。
フルシチョフはアメリカを疑い、身の潔白の証明のためザ・ボスの抹殺を依頼してきた。
要求が受け入れられないと報復されるとあってアメリカ側はこれに同意。
そこで、怪我から回復したCIAエージェントのスネークにボスの暗殺を要請する。
再び「FOX」はコブラ部隊を相手にすることからついたミッション「スネークイーター作戦」を実行に移す。
スネークは最愛の人を殺すことが出来るのか?
MGS2の反省なのか、びっくりするほどお話がわかりやすくなっています。
3のファンが多い理由のひとつかもしれませんね。
1964年の話なので、前作とは違ってハイテク機器があまりありません。
ということでソリトンレーダーが無い!!
今までのシリーズでレーダーに慣れていた人は不便に感じるかもしれません。
僕は初めてやった時、敵兵の位置を探るのに苦労しました。
ですが、もちろん対策はあります。
人が接近すると音のなるAPセンサー、動くものに反応するアクティブソナー、動体探知機などで発見可。
あとは赤外線ゴーグルだとジャングルの中でも簡単に敵兵を発見できるので大活躍でした。
ですが、発見されるとすぐALERTになったりします。
MGS2みたいに見つかった直後にフェイズを変えずに倒すやり方は通用しません。
その代わり無線を持っている兵士は多くはないので増援を呼ばれないことも。
これに慣れるまで大変でした。
戦闘ですがCQC(クローズ・クウォーターズ・コンバット)という格闘術が登場しました。
ザ・ボスとスネークが協力して編み出したという設定。
相手を拘束後、地面に叩きつける、首を締め落とす、尋問する、首を掻っ切るなどのアクションが可能です。
でも慣れないとうっかりキルしてしまうことがあるので、ノーキルクリアとの相性は悪いです。
バックパックシステムが実装。
使う装備だけ取り出して使う形式になりました。収納もできます。
持ち物に重さが設定されており、それによってスタミナの消費が激しくなったりします。
前作のように大量に並んだアイテムから選ぶ手間がなくなりました。
新要素「カモフラージュ」もあります。
これはフェイスペイントとユニフォームを変えて、周囲に
溶け込むことで敵から見つかりにくくするものです。
常にカモフラージュ率が右上に表示されています。
木や壁に張り付いたり、しゃがんだり、ほふくすると上がります。
適切なカモフラージュで草むらの中にほふくしていると至近距離でもやり過ごせたりします。
MGS2ではこういった隠れ方は出来なかったのでとても面白いシステムだと思います。
難易度V.EASYの初期装備のEZGUNは装備していれば常にカモフラージュ率80%を維持できます。
ただ、これを装備するとガーコ迷彩やイベント時以外はカモフラージュの必要がなくなってしまいます。
それはそれでつまらないので縛るのもありかなと。
他に「FOOD」というシステムが導入されました。
これは生け捕りしたり捕獲した動植物を食べてスタミナを回復させるというものです。
今作はLIFEを自然回復させるのが基本ですが、それにはスタミナが不可欠です。
というわけで、色んなものを食べることになるのですが、スネークの反応が面白いので色々食べてみるといいでしょう。
なお、捕獲したものを食べた後にパラメディックに通信すると味に関してやりとりを聞けることがあります。
あ、もしツチノコを捕まえたら食べちゃダメですよ。
あとはこれも新要素の「CURE(キュア)」ですね。
負傷した部位を治療して回復していくというものです。
切創、火傷、骨折、毒、食中毒、ヒルなどなど様々な怪我をスネークが自力で治療してきます。
時には滅茶苦茶な重症を負っても自分で淡々と処置していきます。
あんた、ブラックジャックだな?(大塚 明夫氏つながり)
面白いシステムですが、緊迫したボス戦でもいちいちメニューを開く必要があるのでそこはちょっと残念。
あとは、無線ネタが大幅に増えているのでこまめに聞いてみると面白いです。
真面目なものからネタまで色々。ボス戦は役立つ情報をもらえます。
ゼロ少佐、パラメディック、シギント、EVAなど通信できる人も増えてますしね。
あとはオセロットが若い!! スネークに対する愛着が見て取れます。
「俺のリロードはレボリューションだ!!」
ガンアクションがすごくかっこいいですね。
殺してしまうとちゃんとタイム・パラドックスでゲームオーバーになります。
両指を相手に向ける謎のポーズすき。
それとあえて深くは語りませんがイワン・ライデノヴィッチ・ライコフ少佐ね。
誰かに似ているような気がするんですが、気のせいですかね?(すっとぼけ)
シークレットシアターの右上にお色気シーンを見られる動画があります。
主観でEVAの胸や尻をガン見するという行為はともかく、しまいにはR1を押すと着ている服が下着になるというわけのわからないシーンもあります。
トドメにライコフ少佐の股間ドアップ有りです。誰が得するんですかね……。
一部難しいところがありますが、全体的に見たらそこまでの難所はないかと思います。
というのもMGS3のトロコンはこだわりがなければV.EASYで達成可能なのです。
V.EASYのEZGUNも弾無限で麻酔なのでノー・キルクリアがやりやすくなります。
おまけに注意深くやれば1周目でのコンプも可能です。
ただ、わかりにくい場所にあったり、来た道を戻ったり、脇道にそれたりなど普通にやってると気づかないもの多々あったりします。
これが実にいやらしくてですね。もうひっかけレベルです。
こればかりは攻略サイトとにらめっこしてやるしかないですね。
僕は1周目に無線ネタなどかなりのんびりやって18時間、2周目は6時間でクリアしました。
2周目でノー・キルクリア、ジャングル・マスター、ケロタン取りこぼし達成。
1周でコンプ出来てれば18時間で終わってましたね。
2周やる気でいると無理なくトロコン出来ると思います。
では、トロフィーについて触れていきます。
※セーブ&ロードで対処可能ですが、タイム・パラドックスやナイフキラーなどキル必須のトロフィーがいくつかあります。
敵を殺さずにクリアする
ボスは必ずスタミナキル。うっかりキルさえしなければ普通にクリアしてとれるはず。
スネークが直接、殺していなければセーフらしいです。
CQCは使わないほうが安全確実。EZGUNがおすすめ。
終盤のバイクチェイスシーンでケロタンをRGPやアサルトライフルで狙う場合は注意が必要です。
バイクで殺傷しそうな場合は別枠にノー・キル用のセーブをとっておくといいかも。
獲得はエンディング終了後。
64匹のケロタンをすべて見つける。
めんどくさい上に時限有り、一部難しいところありのトロフィー。
チョルニプルドでガーコ迷彩を手に入れるまでは用心深くケロタンを探すべし。
2週目以降では撃ったケロタンは引き継がれます。
ガーコ迷彩も撃っていないケロタンにしか反応ません。
終盤のバイクチェイスのケロタン狙撃が多分トロコンの壁になると思います。
主にSVDやRPG-7を使いますが場合によってはアサルトライフルが役立つことも。
無理だと思ったら別の武器を試してみることをおすすめします。
ケロタンを撃ったら指向性マイクをケロタンに向けて「ゲコゲコ」と鳴ってるかを聞きます。
鳴ってなかったら即リセットしてリトライ。
命中を確認したら次のエリアに移ってすぐセーブを繰り返します。
64匹目を撃った直後にトロフィーGET。
もし1周目でラストまでコンプに成功していればザ・ボス戦の木の上のケロタンでトロフィーが手に入ります。
入らなかったら……2周目です……。
MARKHORの称号を手に入れる
MARKHORは全ての動植物(48種)をキャプチャーすると獲得。
これまためんどくさいトロフィー。手間はかかるが難しくはないです。
まず、ほぼ必須と言って良いのが赤外線ゴーグル。
小動物や虫、植物がとても見やすくなります。
ただし、魚類は赤外線ゴーグルには映らないみたいなので注意すること
キャプチャーした動植物は毒でもなんでもとりあえず食べておくと、味の評価で捕まえたかどうかがわかります。
集めていけば自然と〜〜コレクター系と一緒に狙っていけます。
ただし、ゲームクリアするとキャプチャーした動植物の種類数はリセットされてしまいます。
よって2周目以降の引継ぎは不可能。
1周目で取りそこねたら2周目以降で抜けがないように注意し狙っていこう。
MARKHOR目当てでイベント、ムービースキップ。
それで動植物全種集めて1周したら6時間くらいでGET出来ました。
取得タイミングはエンディング後の評価画面なので焦らないこと。
なお、ケロタン・コレクターも同時に達成すると称号がKEROTANになります。
その場合でも動植物を全部チャプチャーしていればしっかりジャングル・マスターのトロフィーは手に入ります。
上手くいってれば最終決戦で手に入るトロフィー。
最後の花畑にリキッド、ソリダス、ソリッドの蛇が居るのを忘れないこと。
ジャングル・マスター獲得の場合も見逃せません。
動体探知機で反応のあった場所を片っ端から探すとわかりやすいです。
制限時間を過ぎるとゲームオーバーなので、早めにこれらを回収して決着を着けたいところです。
ヴォルギンを格闘で倒す
背後に回り込んでCQC投げと同じ要領で床に叩きつけ、蹴りで追撃を加えるのが基本。
制限時間が意外とキツかったりします。
アマガエルやライコフのマスク、電撃を吸収するオロシャヒカリダケを上手く活用しましょう。
ナイフを使って銃弾を摘出する
ヴォルギン戦で銃弾を浴びて、それをCUREすれば手に入ります
R1ボタンで視点を切り替えられる場面のうち、R1ボタンの指示が出ない場面を全て発見する
EVAと山岳頂上の廃屋で落ち合うまでは隠しR1はありません。
エンディングの直前にもスネーク・アイズがあるので達成されないと焦らないこと。
エンディングの大統領の握手時に左の窓の外にいます。
スネークを嘔吐させる
サバイバルビュアーで右スティックを倒し、スネークを10回以上回転させて画面を抜ける。
ヴォルギン大佐のパンチを食らうことでも可能らしいです。
スタミナがごっそり減ります。
ちなみに一時期同行するEVAも嘔吐させることが可能です。
オセロット・タイム・パラドックスを引き起こす
ラスヴィエットで気絶しているオセロットを殺害すると取得(ゆするとネズミ取り)
その他、攻撃できるシーンで殺害しても入手可能。
現代まで生きているはずのオセロットをここで殺してしまうと矛盾が生じてしまうためですね。
無線で全てのヒーリングラジオを聞く
音楽が流れるだけの周波数があります。
敵兵を脅して聞いたりできるみたいですが、攻略サイトで調べるが早し。
TNTで武器庫を爆破する
ノー・キルを狙っている場合は周辺に敵兵が居ないか確かめましょう。
ツチノコを捕まえる
ネズミ取りでしか捕まりません。気絶するオセロットなどから入手可能。
他にもおちてるポイントがあるので回収しておきます。
捕獲場所はグラーニニ・ゴルキー南部の木を登っていける高台がおすすめ。
エリア移動しているとピコリンと音がなるのでそしたら回収しにいきましょう。
捕まるまで時間がかかることがあるので気長に。
脱獄後はツチノコが失われていますが、EVAとの合流地点のたきつぼの右の木のあたりに居るので忘れず捕獲しておきましょう。
全種類のカモフラージュを発見する
フィアー戦後、川を戻るなどわかりにくいものも多いので気をつける必要あり。
タキシードがクリア後に手に入るので1周目でコンプできた場合はエンディング後となります。
なお、1周目で取りそこねた場合、2周目以降のMAINTENANCE(整備員制服)が手に入るまではトロフィーGETできないので注意。
全種類のフェイスペイントを発見する
これもカモフラージュ同様にめんどくさいです。
1周目で揃わなくてもツチノコを持ったままクリアしていれば、2周目で取りこぼしたフェイス・ペイントが揃った時点で手に入ると思います。
ノー・キルに挑戦している場合は事前のセーブが必要。
ポニゾヴィエ倉庫外部でジ・エンドが車椅子で出てくるシーンの直後に、SVDで狙撃しジ・エンドを倒すと獲得。
SVDはポニゾヴィエ西部の倉庫で入手可能。後々使うので回収しておきましょう。
ジ・エンドに忍び寄り、ホールドアップさせる
ジ・エンドの位置を探るには指向性マイクで見回して、あたりの気配を探る。
または狙撃されると地図に赤くマークされるのでその付近を探す方法がある。
一度発見してしまえば赤外線ゴーグルで足跡を追跡できるので追いかけるだけでOK。
ある程度距離を詰めたらスニーキングでホールドアップできるくらいまで接近すること。
カモフラージュのモス迷彩を手に入れておきたいところなので3回はホールドアップしましょう。
と、いうわけでケロタン・コレクター、ジャングル・マスター、ノー・キル・クリアあたりが厄介でした。
逆を言えばそれ以外は特に苦労するものは無かったので全体的な難易度はふつうって感じです。
ちょっと難しめかなとも思ったのですが、難しいと言うよりめんどくさいもの、いやらしいものが多かったです。
これわざとやってるでしょ……
バイクチェイスのケロタン狙撃イベントの難易度だけは高くて何度もロードしたのが印象的です。
あそこは間違いなく難しいので、挑戦する場合は根気強くやりましょう。
。
まぁMGS2のVR狙撃に比べればお遊びみたいなもんでしたけど。
セットのシリーズなのにこのトロコン攻略難易度の差はなんなんですかね。
あれはきっと何かタチの悪い夢を見ていた。そう思いたいです。
BACK/TOP/GAMES_INDEX /ラノベ集//ABOUT
らりるるれろ